ルームランプをLED化するときに気をつけたいショート対策8選

ルームランプショートの原因と対策

ルームランプをLED化する際に発生しやすいのが、ショート現象です。
ショートとは、プラスとマイナスが接触することで発生する異常な電流のことです。
その原因や対策について詳しく見ていきましょう。

ルームランプショートの主な原因

ルームランプのショートは、主に古い電球を交換する際の作業ミスによって発生します。
例えば、ドライバーで電球をこじ开そうとした際、誤って+極と-極が接触してしまうケースがあります。
これがショートの代表的なパターンです。

他にも、バラストを外そうとして配線を切断した際、プラス線とマイナス線が同時に切れ、ショートが発生することもあります。

ルームランプショート防止のポイント

ショートを防ぐには、電球交換時はバッテリーのマイナス端子を外す等、できるだけ電源を遮断することが重要です。
これにより大部分のショートリスクを回避できます。

また、ショートしにくい絶縁工具を使用することも有効です。
プラス側と工具が接触しても安全な樹脂製の工具がおすすめです。

ルームランプショート時の初期対応

もしショートした際は、ただちに電源を切り、近くの電装品のヒューズを確認しましょう。
ルームランプの電源は複数のヒューズから供給されていることがあるため、全てのヒューズを点検する必要があります。

切れていたヒューズは新品と交換しましょう。
それでも症状が改善されない場合は、ディーラーなどに依頼するのが賢明です。

ルームランプショート後の修理

ショートによって車載コンピューター等の電子部品が破損している可能性があります。
正常に動作しない場合は交換が必要です。

修理費用は部品代+工賃で5万円前後かかることがあります。
保険でカバーできるケースもあるので、その場合は保険会社に相談しましょう。

ルームランプ取り付けの注意点

ルームランプを交換する際はショートに注意しつつ、LEDと白熱球の違いも理解しておく必要があります。

LEDは消費電力が低い反面、性能によっては暗くなることがあるので、適切な明るさの製品を選ぶことが大切です。
3社程度のLEDを比較することをおすすめします。

ルームランプLED化の正しい方法

ここではルームランプをLED化する正しい手順を解説します。
ショートや接続のミスを防ぎましょう。

LEDルームランプ選びのポイント

まずは性能の高い製品を選ぶことが大切です。
極力複数のメーカー品を比較し、消費電力当たりの明るさ(ルーメン/ワット)を確認しましょう。

国内メーカー品であれば品質面での安心感が得られます。
代理店経由でない直販品もコスパが良い選択肢です。

LEDルームランプ取り付けの手順

取り付ける際はまずバッテリーマイナス端子を外します。
次に両手でLEDのピンを持ち、旧電球を抜き取ります。
極性に注意しつつ、LEDをソケットに差し込みます。

その後、適切に点灯することを確認した上で、マイナス端子を取り付けたら完了です。
作業には十分注意しましょう。

LEDルームランプの明るさ調整

もし明るさが足りない場合は、複数のLEDを併用する等の調整が可能です。
テープ等で固定し、配線を調整して接続します。

異なる色温度のLEDを組み合わせると、変化に富んだ雰囲気を演出できます。
自分好みの明るさを試行錯誤しつつ探してみてください。

LEDルームランプのメンテナンス

LEDの寿命は長期間に渡りますが、経年劣化で徐々に暗くなることがあります。
そのため、5年に1回程度の交換をオススメします。

また、浄度の高い水や中性洗剤でレンズ部分の汚れを拭き取るメンテナンスを行うことで、光の透過率も回復します。

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